医療法人社団 産科・婦人科 小室医院

358-0004 埼玉県入間市鍵山1-12-16

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妊婦健診産科診療

当院では分娩を取り扱っておりませんので、妊娠初期までの健診になります。
ご出産につきましては「妊娠初期に行う検査」の結果が出たころにご希望の施設へご紹介させていただきます。

当院で行う妊婦健診は?

妊娠の診断のあとは、おおむね10日間ごとに定期的な健診を行います。診察内容は、内診で子宮の発育具合をチェックすると同時に、エコー検査で赤ちゃんの大きさや、心臓の動きなどを観察します。

妊娠初期に行う検査

当院では、妊娠の初期につぎのような検査を実施します。なお、新型出生前診断(NIPT)は行っていません。

A) 血液検査

梅毒反応
感染して間もないものや、未治療のケースでは赤ちゃんに影響が出ます。
風疹抗体
妊娠3ヵ月以内に風疹にかかると、赤ちゃんに心疾患をはじめ、いろいろな障害が出現することがあります。すでに抗体をお持ちのお母さまは、感染の確率は少なくなります。
Hbs抗原
HB抗原が陽性の方は、B型肝炎を発症する可能性があります。また、赤ちゃんも母体から感染(垂直感染)を受ける心配があります。
血液型
ABO型とRh型について調べます。出生後の赤ちゃんの黄疸の発症とも関係があり、また、分娩時の出血にも備えておくためです。
貧血検査
女性はもともと貧血の方が多く、とくに鉄分が不足した鉄欠乏性貧血が一般的です。
HCV抗体
C型肝炎に感染された方は、HCV抗体が陽性になります。また、分娩時に赤ちゃんへの感染(垂直感染)の危険性も指摘されています。
HIV抗体
いわゆるエイズウイルス検査です。最近は妊娠中に抗体検査を受けていただく習慣が定着しました。
トキソプラズマ抗体
主として動物が持っている病原体で、お母さまが感染すると、赤ちゃんに問題が認められる場合もあります。
不規則抗体
お母さまが血液中に不規則抗体を持っていると、生まれた赤ちゃんに「黄疸」が強く現われることがあります。
グルコース(血糖)
グルコースの数値は、お母さまに糖尿病の傾向があるかどうかの目安になります。

B) 細胞診

子宮頸がん検査
医療用ブラシを使って子宮口から細胞を採取し、子宮頸がんのチェックを行います。